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片麻痺料理研究家

いけるんじゃないかなー、と、一昨日思いつきました。

片麻痺料理研究家とは?
片麻痺がある方でもできる料理を研究するものであります。
または片麻痺がある料理研究家であります。
一昨日思いついたものなので、世間的認知度はゼロです。

いやね、冷蔵庫にもやしと豆腐が余っていたので、なんかテキトーに作れんかなー、と思いまして。
豆腐を素手でクラッシュして桃屋のキムチの素ともやしを一緒にフライパンにぶちこんで混ぜて炒めました。
うまかったです(桃屋のキムチの素はサイコーです)。
こんにちは、スタッフ加藤です。

言いたいことはわかります。
それに、片麻痺で加藤よりもっとちゃんと料理できる方がいっぱいるのもわかってるんです。

しかし、気づいたんです。

ちょっと前まで、「インフルエンサー」って、他人から認知・評価された方に与えられる呼称?だと思ってたんですが。

…どうやら「名乗ったモン勝ち」らしいじゃないですか。

ってことはですよ。
片麻痺料理研究家も同じなのではないか、と。
色々と検索してみましたが、今のところ「片麻痺料理研究家」と名乗って活動しておられる方は見つけられませんでした。

いけますね。

あの、その前に「研究」ってなんだ?と気になりました。
以下はAIの解答です。
「特定の事柄について、人間の知識を集めて考察し、実験や観察、調査などを通して真理や事実を明らかにする一連の過程」だそうです。

いけますね。

研究っぽいことさえしておけばいいわけです。
別に毎日する必要もないし、仕事にしてなくても大丈夫なはずです、たぶん。
まぁ駄目なら「日曜大工」的なノリで

「日曜片麻痺料理研究家」

とかにしとけばいいんじゃないですかね、たぶん。
片手間で片麻痺料理研究家です。
なんだかよくわからなくなってきましたが、まぁいけますね、たぶん。

というわけで日曜片麻痺料理研究家、加藤です。
「カタマヒ」と一言で申しましても、3段階くらいにわかれるんじゃないかと思うんです。
これはあくまでも加藤個人の意見であり、異論は認めます。
軽い方から順に

3.健常者ほどではないが、麻痺側もそこそこ使える←加藤はここにいます
2.麻痺側をおもり代わりにして物が押さえられる
1.麻痺側は動かない

片麻痺料理を研究しようと考えた時、1の人をターゲットにしないと意味がないと思うんです。
文明の利器に頼れる部分はおおいに利用前提です。
それと、過去にアップしたニュース
https://katamahi.net/news/65f3deaf12e4fd07d6f931be
で、まな板のレビューをやったのですが、板から剣山生えてるタイプは結構危険です。
残った貴重な健側を傷だらけにするのはいかがなものかと。
あと、ぶっちゃけ包丁使いたくないです。
自堕落な料理で結構。
この段階で「いや、オレは(わたしは)ちゃんとやりたいんだ」などと思ったあなたはこの先読む必要はないです、頑張ってください、応援してます。
できるだけ手間はかけず、できる妥協(主に味)はしていくスタイルです。
ちなみに加藤はこの世で一番うまい食い物は自分で調理したものだと思っています。
自己肯定感の高さよ。
自分で調理すると何がいいって、嫌いなものが入ってません。
偏食バンザイ。
フランス万歳! 最後の授業(意味はないのでスルーしてください)。

で、この片麻痺料理研究家ってのが成立?した場合なんですが。

片麻痺の人ができる料理=健常者でもできる。
しかも片手でできるほど簡単&楽。
というわけで、需要はありそうな気がするわけです。
あとさぁ、なんか人って、自分で調べたりまとめたりするのが面倒らしいじゃないですか。
片麻痺料理レシピ本とかいけそうですね。
レシピ自体はどこにでもあるようなので全然大丈夫そうだし、とにかく「片手でできる」ってのを前面に押し出しとけばいいワケなんで。
マジでやろうかなぁ。

この先はオマケです。

加藤が最近はまっている食材は、レタスです。
子供の頃は大嫌いな野菜だったのですが、加熱して味(旨味、主に肉)を加えるとものすごくおいしいことを発見したのです、ついこの間。
生レタスはいまだに好きじゃないです。
ほぼ同じ理由でトマトにもはまってます。
(やっぱり生トマトは食えない)
トマトは切らなくていいプチトマトがいいですね。
というわけで、昨日の加藤の晩御飯はもやしとレタスとプチトマトと豚肉の酒蒸しでした。
ノー包丁。
雑な調味料の量。
そこそこ、いやけっこううまい。
theカタマヒメニュー。
以下作り方。

材料
・もやし…好きなだけ(2人前で1袋くらい~)
・レタス…好きなだけ(2人前で半玉くらい~)
・プチトマト…好きなだけ(ヘタだけ取っておいてください)
・豚肉…好きなだけ(2人前で100gくらい~)
※豚肉はこまでもバラでもロースでも好きなものでOK

調味料
・黒こしょう…好きなだけ
・塩…ちょっと
・チューブしょうが…好きなだけ
・チューブにんにく…好きなだけ
・酒…大さじ2くらい+好きなだけ
※チューブしょうがとチューブにんにくに塩分が含まれている場合は分量をいい感じに調節してください。
 こだわりたい人は生のやつをすりおろすなりなんなりして洗い物を増やしてくれ。
 塩は思ったのの半分にしておくといいです、足りなかったら後で追い塩すればいいので。
 酒は足りないと感じたら次に作る時に増やしてね。

つけだれ
・ミツカン味ぽん…好きなだけ(なくてもけっこう食えます)

作り方
1.フライパンの底ににもやし半量を敷き詰める
2.レタスを食べやすい大きさに手でちぎり、もやしの上に半量を重ねる
3.豚肉は食べやすい大きさに手でちぎるorキッチンばさみで切り、レタスの上に半量を重ねる
4.塩を振り、にんにくとしょうがを適当にのせる
5.もやし、レタス、豚肉の残り半量をもう一回ずつ重ね、塩を振り、にんにく、しょうがを適当にのせる
6.空いたスペースにプチトマトを置く
6.酒を振りかける
7.蓋をして弱中火にかける
8.豚肉に火が通ったら火を止める

食べる時はフライパンごと食卓に出しちゃえばいいと思います。
洗い物も減るし。
味ぽんはつけてみて調節もしくはつけないかしてください。

塩の分量にだけ気をつければまず失敗しない料理です。
火加減も気にするのは豚肉だけ。
きのこ類をいれても旨いですよね。
要はアレです、鍋料理に入れる野菜はだいたいOKです。

ま、ぶっちゃけレシピはその辺に落ちてたやつのパクりです。
片手でできるかどうかが最重要項目。
包丁もできるだけ使わない。
できないことは練習したくないので難しいことは無くす。
やってる感が欲しい人は、鍋を振るのと片手で生卵割るの練習するといいです。
あとは無意味にフランベとかな。
たぶんこの3つはドヤりたい男子が料理でやってみたいことトップ3なので、それを見た女子は「キャー素敵!」と言ってあげましょう。
もちろん上辺だけで十分です。
どれもできなくて全然問題ないです。
ちなみに生卵はフライパンやボウルの上約30センチのところから落とすと難なくきれいに割れます。
以下、東京ガス公式チャンネル様より引用

抜ける手は抜いて楽しく、それなりにおいしく。
気が向いたらまたやるかも。
以上「日曜片麻痺料理研究家」加藤がお送りしました。