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JoyToKey

パソコンに繋いで認識されるジョイスティックやコントローラーであれば
ほとんどのボタンその他レバーやキーの割り当てが変更できてしまうという優れモノのソフトです(対応はウィンドウズのみ)。
ちなみにシェアウェアソフトですが、障がいがある方のために福祉目的で使用する場合、開発会社に連絡することで特別なライセンスキーが提供され、無償で使うことができるそうです。

JoyToKey(以下公式HPリンク)
https://joytokey.net/ja/

超!久々のレビューです。

加藤、昨年末にちょっとお高めのジョイスティックを買いまして。
それが以下の写真のブツ
「Logitech Extreme 3D Pro」です。

(一応アマゾンのリンク貼っておきますが、基本すべて並行輸入品なので保証などは効きません。
購入は自己責任でお願いします。
また、もっと安く購入できるトコがあるかもなので、その辺はご自身で探してみてね。
また、加藤の環境ではちゃんと使えることを確認しましたが、あなたの環境で確実に動作することを保証するものではありません。
要は全部自己責任でお願いします)
https://amzn.asia/d/i9VjubL

事の発端はと言いますと。
昨年の9月くらいに友人が「デッドバイディライト」というオンラインゲームにハマってるって話を聞きまして。
一緒に遊んでみたいなぁと思ったんですよぅ。
で、ゲームの価格は大したことなかったので即購入したのですが。
「キーボードとマウス同時に使ってキャラを操作」
…ふぁ!?

片麻痺には無理ゲー仕様。
購入前に確認しろよ、って話ですが。

で、なんかいい方法ないかなー、と考えまして。
ジョイスティックならワンチャンあるんじゃね?とあれこれ検索した結果見つけたのが「Extreme 3D Pro」でした。
ジョイスティック オン ジョイスティック、コレだ!
大きいジョイスティックでキャラ移動、上の小さいジョイスティックで視線移動…イケる。
…しかし高いよなぁ、失敗したくないのでもうちょっと情報収集。
結果、なんか一部の飛行機操縦する系のゲームにしか対応してないっぽい…。
いやいや、あきらめるのはまだ早いでしょ、再調査。
…あったあった、ありましたよ!
なるほど、この「JoyToKey」とかいうソフトがあれば使える、と。
ポチっとな。

数日後。

「アマゾンのお届け物でーす」
来ました、「Logitech Extreme 3D Pro」。
開封の儀。
おぉ、なんか思いのほか厳ついな。
さっそくUSBのソケットにぷっ差し、あーだこーだ設定。
動いたー!!
イケる!!

コレ、ゲーム以外でも結構使えそうですね。
加藤はカタマヒということもあり、長年ゲーム用のボタンがたくさん付いたマウスを愛用しています。
ExcelなどでShiftキーやCtrlキーを押しながらのマウス操作が難しいからです。
ボタンにあらかじめShiftやCtrlを割り当てておけば上記の動作も片手で楽々です。
余ったボタンにはショートカットキーなども割り当てられるため、便利すぎて手放せません。
加藤は設計のお仕事をしたりもしているので、CADと呼ばれる設計用のソフトの操作にも必須アイテムです。
なんなら健常者が使っても便利なので、自分にあった物を探してみるといいと思います。
難点は価格が少し高めのものが多いのと、ほとんどが右利き用に作られていることです。
加藤のように右マヒの場合、左右対称の物を探す or 右用のの物を無理くり使うかです。
現状、ロジクール(Logitechの日本法人)のG300sという左右対称のゲーミングマウスを使っているのですが
一昨年に販売終了してしまい、今使っているものが壊れたらどうしようか悩んでいます。

それはさておき。
JoyToKeyは先述の通り、Windows側で認識されるデバイスであれば、ほとんどの割り当てを変更できるのですが
ゲーミングマウスなど、マウスに対しては割り当てが変更できません(他のデバイスに「マウスの動作」を割り当てることは可能)。
ゲーミングマウスの場合、製造メーカーが割り当て変更用のソフトを提供していることがほとんどですが
もしそれを見つけられない、または「そもそも無い」といった場合。
「X-Mouse Button Control」というソフトがあります(こちらも対応はウィンドウズのみ、フリー)。
海外製です(以下ダウンロードページのリンク)。
https://www.highrez.co.uk/downloads/xmousebuttoncontrol.htm
跳んだ先は英語なので面食らうかもしれませんが、詳しい紹介をしているページ(窓の杜)のリンクを以下に貼っておきますので
参考にしてください(投げっぱなし)。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/1483704.html

で、本題のJoyToKeyですが。
快適の一言につきます。
ま、そもそもこのソフトがないと「デッドバイディライト」できないので。
(加藤のゲームの腕前のことは聞かないでください)
正直病後10年以上経ってまたゲームやることになるとは考えてもいなかったので、なかなかに感慨深いです、しかもアクションゲームですからね。

それとジョイスティックの方は、レバーの上面にボタンやサブのレバーが配されてるのがポイント高いです。
(レバー×1、ボタン×4+トリガー)
可能ならニンテンドースイッチ向けにもこういったジョイスティック出して頂けるとめっちゃ助かるのですが…。

とまぁ、デバイスとソフト次第でできることが増えるってのはいいことです。
カタマヒの方のみならず、他の障害をお持ちの方、さらに健常者の方まで。
色々とチャレンジしてみてはいかがでしょう?